2016年の新日本婦人の会東京都本部は、映画作家の想田和弘さんの講演会からスタートです。映画「牡蠣工場」のプロモーションのために、一年半ぶりに帰国されるという絶好の機会を得て実現したこの講演会。新婦人の会員だけでなく想田さんのお話をききたいと160名もの方々に参加していただきました。
観察映画について、台本をもとにドキュメンタリーをつくることのあぶなさについて、新作の映画「牡蠣工場」についてなど興味深い内容にどんどんひきこまれていきます。特に映画「選挙2」を撮影しているときに体験したできごとから、表現の自由について考え、あらためて日本国憲法第12条の大切さを実感し、70年の時を超えて書き手とつながったというお話しは強く心に残りました。
最後に、私たちの国が大きな激動をむかえるなか、世の中に流されず小さなたたかいを継続することの大切さと、日本でテロがおきたときそれでもやりかえすのはダメだという覚悟が問われているのではと講演をむすばれました。
講演のあとは、JR大塚駅で宣伝行動を行いました。戦争法廃止のためにがんばります