原水爆禁止世界大会ー広島&核兵器なくそう女性のつどい2016

原水爆禁止世界大会ヒロシマデー

原水爆禁止2016世界大会ヒロシマデー閉会総会 新婦人の京都の方の発言中(東京の若い世代も全国の新婦人メンバーといっしょに登壇、舞台前列中央右側「ヒバクシャ国際署名」のパネルを持っています)

原水爆禁止2016年世界大会は8/2から8/4国際会議、8/4から8/6まで広島、8/8から8/9まで長崎にておこなわれました。広島 開会総会は26か国89名の海外代表を含む4500名の参加で開催、ヒロシマデー閉会総会は5500名の参加で開催されました。東京から約650名が、東京の新婦人からは若い世代15名を含む大人54名と子ども9名の63名が38支部から参加しました。昨年の70年の特別な位置づけの運動から継続して、若い世代や親子で、孫と、はじめての参加の方を送り出す、支部からの複数参加など、意識して努力が続いています。

20代の会員さんの中には「高校生の時に基地問題研究のサークルに入っていた…同世代に運動をどう広げていくかが自分の課題」と話す方も。「原水禁大会からもどったら8月にリズムサークルのママもさそって親子での平和カフェを企画していて、平和の読みきかせや被爆者の方のお話など企画しています」と親子で参加した会員さんなど、積極的な代表参加が多いのも今年の特徴でした。

子どもたちからよせられた感想にも強い思いがにじんでいます。一部を紹介します。

「私がまずおどろいた事は、ベトナムで8万人の人が署名をしたこと。署名をしている人たちの努力はすばらしいと思います。原爆をなくしたいと思う気持ちが伝わってくるような気がします。女性のつどいでも、色々な国の人たちが核兵器をなくす署名を集めていることを知り、がんばっているなと思いました。」と小学5年生のMさん。

「原水ばく禁止世界大会の開会式がありました。日本人だけではなく、世界の人が平和を願っていました。こんなにも世界の人々が平和について考えているなんて初めて知りました。その後、平和記念資料館に行きました。人が溶けていたり、お弁当が黒こげになっていました。ガラスびんもぺっちゃんこになってかたくなっていました。こわくてよく見られませんでした。…私は広島に行って戦争とはこわいものだと知りました。お母さんと弟と広島に行けてよかったです。これをきっかけに私のクラスの人に戦争とはどんなにこわいことなのか、教えてあげたいです。これが私のできることだからです。」と小学5年生のOさん。

「ぼくは八月十五日に生まれました。せんそうが終わった日に生まれたので友達が「平和の子だね」と言ってくれます。でも、せんそうが終わってから生まれたのでせんそうのことはあまり知りませんでした。…三日目は平和記念公園に行って八時十五分にもくとうをしました。公園には人がいっぱいいました。新聞では五万人と書いてありました。夜はとうろうをながしました。ぼくは「せんそうなんてだいきらい。平和がずっとずっと続きますように」と書きました。お姉ちゃんといっしょに流しました。原ばくドームにも行きました。今はねこが住んでいました。とてもこわいせんそうはだめです。今、せんそうをしたらいっぱい人が死んでしまいます。なので世界からせんそうがなくなるようにぼくもねがっています。」と小学3年生のOくん。

 

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今、核保有国と同盟国の役割や立場が問われます…平和資料館にはオバマ大統領の広島訪問のパネルがありました

さて、今年の大会は特別な国際情勢のなかで、おこなわれました。昨年の国連総会で、核兵器のない世界を達成し維持するための具体的で効果的な法的措置等に取り組むためにオープンエンド作業部会(OEWG)が設置されました。

作業部会OEWGは今年、2016年の2/2~26、5/2~13まで会合を開きました。核保有国はここに不参加、会議に参加している同盟国(日本も含みます)は核保有国に代わって、核軍備撤廃は「時期尚早」であり、核兵器は安全保障を守るために必要だと論じました。むしろ核拡散を促すようなこの立場は、国際社会の多数には受け入れられません。127か国が2015年のオーストリア提案の「人道の誓約」にサインしました。いま、多くの国やNGOが、具体的な提案に力をあわせています。

OEWGでは8/5に報告案、8/16、17、19に第三回の会合の討論が行われています。そんな中でおこなわれたこの広島の世界大会は、とても具体的でエネルギッシュな提案や交流がありました。広島大会で採択された国際会議宣言では、作業部会がこの秋の国連総会に対して、2017年の条約交渉の会議開催、核兵器禁止・廃絶の条約交渉開始を含む具体的な勧告をおこなうことを要請しました。

いっぽう、米メディアによるとオバマ政権は、核実験全面禁止や核兵器予算削減、核の先制不使用などの政策案を検討中ですが、安倍首相は「先制不使用」について反対の意向を伝えたとの報道も8/15にありました。

いま、核兵器廃絶に向けて私たちひとりひとりの学習や運動が本当に大事です。国連認証NGOの新婦人としてもとても大切にしている運動です。新婦人では、被爆者がうったえる新しい「ヒバクシャ国際署名」を9月末の国連総会までに機関紙数集めようと提起し、幅広い団体や世界中の方たちといっしょに運動を2020年まで広げていきます。平和の夏…まずは「ヒバクシャ国際署名」のうったえ文(涙が出るような文章です)をまず読んでから、できることで工夫して、ひろげていきましょう。署名用紙は新婦人中央本部のホームページからダウンロードできます。http://www.shinfujin.gr.jp/download/download.html#to-shomei

ヒバクシャ国際署名

ヒバクシャ国際署名

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