待機児童解消 子どものための保育制度の確立を求める6・11院内集会に参加!

 保育制度の解体を許さず保育の公的保障の拡充を求める大運動実行委員会主催の6・11院内集会に参加しましたexclamation  
院内集会&政府・国会要請行動は全国からかけつけた保育士、保育関係者や保護者のみなさんで会場いっぱいに。集会はシンポジウム形式で行われ、それぞれの立場から深刻な実態が語られました。
ジャーナリストの猪熊弘子さんからは横浜方式では待機児童解消につながらないと横浜市の待機児童0の数字からくりや、認可保育所への企業参入が横浜や川崎ですすめられている状況が報告されました。
企業経営の認可保育所で3年間働いていた保育士さんや企業経営の認可保育所にお子さんをあずけている保護者の方からは、きちんとしたルールもないまま認可保育園に企業が参入しているなかで保育士のみなさんの労働条件や保育の質の問題が話されましたもうやだ〜 (悲しい顔) 世田谷からは、認可保育園増設を求める運動の報告がありました。
最後に逆井直紀さん(保育研究所)から新制度の導入準備が進む中での課題が整理され、待機児童対策など緊急課題への対応を求めるとともに、子ども・子育て新制度の慎重審議、実施の延期を求めること、各自治体で始まっている子ども子育て会議での議論をしっかりつかみ、それぞれの自治体でつくる保育基準を子どもの立場に立ったよりよいものにするよう働きかけていくことや保育所の市町村責任を規定した児童福祉法24条1項を実質化することを求めていこうと提案されました。
保育園は、乳幼児期の子どもたちが過ごすとても大切な場所です。子どもにとって何が一番かを考えていくことが大事だという思いを強く強く持ちました手 (グー) 実行委員会から各会派に集会への参加を呼びかけたところ、日本共産党の田村智子参議院議員から連帯のあいさつがありました。